【初日本人!カナナラで国際結婚するプロバックパッカーに出会った】オーストラリアワーホリ体験談➅
こんにちは、ひこです!
今回は、カナナラで初めて日本人に出会った話です!
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日本人が来た。
いつも通りのんびりしたある日の午後、バッパーですれ違った友達が
「ひこ、日本人が来てるぜ!」
と言ってきた。
それくらい日本人は珍しいってこと。なんせ泊まってる日本人は俺だけだから。
結構ホームシック気味だったから話してみたいなと思ったけど、今は出かけてるっぽい。
まあ後でいいやと思っていると、夜になった。
アレクシーと卓球をした後、ベンチで休んでると、アレクシーが近寄ってきて
「ひこ、日本人の女性が来てるの知ってるかい?」と言ってきた。
「ああ、さっき聞いたよ。」
「今そこで晩御飯食べてるから話しかけてきなよ(ニヤニヤ)」
相手が女性だからだろう、アレクシーはめっちゃニヤニヤしている。
めんどくせえ、、。
俺は、「あいつのこと好きなんじゃないの?」などといじられると、本当に好きでも好きじゃなくても、「違うわい!」と反発してその子とは全く話さなくなってしまうタイプだから(誰か理解してほしい)、この時も
「いや、いいよ」
と断ってしまった。
そしたらアレクシーは、近くにいたイタリア人女性のレベッカに
「ひこが日本人の女性と話したがってるのに恥ずかしがってるんだ」
なんて言い出して、2人から
「話しかけに行かないの?(ニヤニヤ)」
と責められる始末。
うざすぎて拒んでいると、アレクシーが「ひこは度胸がないな」
と一言。
そんなこと言われて黙ってるわけにはいかない(単純)。
「よし、行ってやろうじゃないの!」
そう言ってその人の元へ向かった。
プロバックパッカーだった。
こんばんは〜、と声を掛けて自己紹介をする。
この方のお名前はなおさん。
話を聞いてみると、世界一周経験者で、現在はオーストラリアでワーホリ中とのこと。
なんと、もうすぐ結婚式が控えているらしい。
しかも、国際結婚!
どこで出会ったのか聞いてみると、スペインのサンチャゴ=デ=コンポステラへ向かう巡礼の道で出会った相手だという。。
サンチャゴ=デ=コンポステラとは、エルサレム、バチカンと並ぶキリスト教の三大巡礼地の1つで、スペインの北西部に位置している。
俺は、パウロコエーリョという作家の『星の巡礼』という小説を読んだことがある。
この本はサンチャゴ=デ=コンポステラへ巡礼をする小説で、これを読んだ時からずっと、
この道を歩きたい!と思っていた。
だから、実際に歩いた人に出会えてすごく興奮した。
詳しく聞いてみると、
巡礼の道には一定間隔で宿屋があり、巡礼者が安く泊まれるようになっている。
人が歩く速さはほとんど変わらないから、同じ人と何度も顔を合わせたり同じ宿になったりする。
だから友達ができることも多いとのこと。
なおさんの場合、ある男性と顔見知りになり、目的地のサンチャゴ=デ=コンポステラに着いた時に、彼に話しかけられたという。
そこで仲良くなり、一緒に南米を旅している間に付き合うことになった。
「他にも何組か巡礼のつながりで付き合ってる人を知ってるし、巡礼の道を歩いたら出会いがあるかもしれないよ」
と笑いながら言われ、
(うん、これは行くしかない!)という感じ。
皆さんも、出会いがない!と悩んでいる方は、サンチャゴ=デ=コンポステラへの巡礼の道を歩いてみてはどうだろうか(適当)。
なおさんは、来年の春に夫婦でもう一度巡礼の道を歩くらしく、またそこで会おうよと誘われた。
はい、歩きます!と約束したけど、守れるかは分からない。(笑)
移住を決意。
実は、なおさんとお会いする前から、カナナラを出てゴールドコーストに移住しようかと悩んでいた。
仕事が見つかる気配は相変わらず無いし、海が恋しくなってきたから。
せっかくオーストラリアまで来たんだからサーフィン上手くなって帰りたい!(結局1回もサーフィンせずに東南アジア行っちゃった)
この間も、俺以外の唯一のアジア人だった中国人のホンがケアンズへ旅立った。
その悩みをなおさんに話しているうちに、自分の中で決心が固まってきた。
「〜な感じでゴールドコーストに移住しようかと悩んでるんですよねー。あ、でも決めました。ここ出ます!」
みたいな自己完結をしてしまった。
訳わからんすぎる。(笑)
なおさんはこれから違う場所に移動するので、ここには一泊だけ。
結局この日は2時間以上話し込んでしまった。
なおさんと話し終わった後、早速ゴールドコースト行きのチケットを購入した。
新しい冒険が始まるぞ!ワクワク。
次回、ゴールドコースト移住編。
続く、
ひこ