【海外の飲みゲーは独特でした】日本を出国してオーストラリアのカナナラに着くまで
こんにちは、ひこです!
今まで、高野山に篭っていた話を書いてきたけど、今回からオーストラリア編が始まるよ!!
俺は適当だから、またひょっこり高野山でのことを書くかもしれないけど。(笑)
高野山編は、全7話書いて、これといってドラマチックな終わり方はない!ごめんなさい!笑
高野山には1ヶ月間篭ってたけど、なんと最後の1週間、インフルエンザ発症して寝込んでた。(笑)
4人で1部屋に住んでいて、俺が最初に発症して、次の日にはもう1人、さらに2日後にはもう1人、と発症していっちゃった。
完全に俺がうつしてる!申し訳ない!
相部屋の中で、カンボジア人の男の子だけはケロッとしてた。(笑)
遺伝子が違うのかなあ。
熱が引いた時には、もう山を降りる日に。
最後あんまり話せなかったね、なんて言いながらみんなとお別れした。
絶対また訪ねようと思う。
高野山編第1話はこちらから↓
それでは、オーストラリア編、始まり始まり。
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目次
なぜオーストラリアへ?
高野山で、オーストラリアで2年のワーホリ経験がある師匠に出会った。
師匠は、欧米人が集まる、知る人ぞ知るドープな町カナナラで1年以上ファームジョブ をしていて、そこでの話をいっぱいしてくれた。
外国人に囲まれて長期間過ごしたことで英語で夢を見るようになったこと、野外で音楽をガンガン鳴らして踊り明かすブッシュパーティのこと、テント暮らしをしていたこと…
ああ俺も行きたい!
半年間の休みを得たので、オーストラリアに行くことを決意。
師匠が、働いていた農場の採用担当に連絡をとって、俺に仕事を紹介してくれると言うので、師匠と同じカナナラを目指すことに決めた。
オーストラリアへ行くきっかけについて、詳しくはこちらから↓
無職ホームレスでオーストラリアへ
高野山を下山して東京へ帰り、ワーホリ準備など諸々で忙しくしていると、師匠から連絡が。
「ごめん、人足りてるらしくて、仕事紹介できへんわ。」
最初は落ち込んだけど、すぐに気持ちを切り替えた。
もともと、人に仕事を紹介してもらおうなんて甘えた気持ちでいたのがいけないんだ。
それに人と同じことをしてても面白くない。自分で道を切り開いていかないと!
カナナラには、ファームジョブ を求めてたくさんのバックパッカーがやってくるから、出来るだけ早めに行って友達作り(オーストラリアはコネ社会)をしないと、仕事を得られない。
面白くなってきた。
日本出発日に考えたこと
出発日は4/9。高野山を降りたのが3/27だから、本当に弾丸。
友達に、6ヶ月間オーストラリアに行ってくる、と伝えると、みんなが
すごいね、危険じゃない?、俺やったらできない、
といった言葉をかけてきた。
だけど、俺にはその感覚が分からなかった。
「挑戦こそが面白いんやん、6ヶ月も休みなのに日本に留まるのはつまらんもん」
そう思っていた。
でも、飛行機に乗り込んだその時、初めてみんなの感覚がわかった。
今から、大学初めての海外、オーストラリアに行きそこで6ヶ月を過ごす、そのことが初めて実感できたんだと思う。遅すぎるけど。
「無計画でオーストラリアに行く。そこで6ヶ月間生き抜く。なんて馬鹿でぶっ飛んでいるんだ。」
なぜか体の震えが止まらなかった。
とりあえず寝て落ち着こうと眠りにつく。
それでも目が覚め中継地のケアンズについた時、ワクワク感しかなかった。
「今日は何をするのか、明日生きているのか、何も分からない。
頼りになるのは自分だけ。そうだ、この感覚だ。
日本でぬくぬく育ってきた俺が求めていたのは、この生きてるって感覚なんだ!」
ダーウィン到着!
最初の目的地はダーウィンという街。
カナナラにも一応空港はあるけど、めちゃくちゃ高くつく。
ダーウィンからカナナラへバスが出ているから、ダーウィンに一泊してカナナラ行きのバスに乗る。
パリピの巣窟みたいな宿へ
booking.comで事前にYHAという安宿を予約していたからそこに向かう。
1階でチェックインを済ませ2階に上がるとそこは、、
プール!バー!音楽ガンガン!
一瞬で悟った。やばい、パリピ専用の宿に迷い込んでしまった。
パリピゾーンを通り抜けて部屋に入ると、一人の男がいた。
お互い自己紹介を交わしたあと、スーパーに買い出しに出かけた。
海外の飲みゲーに参加!
帰ってくると、相部屋のイギリス人の男が友達と飲んでいる。
よし、参加しよう。
「Can I join you?」
「Sure.」
快く受け入れてもらえたものの、一つ問題が。
ネイティブの英語速い。。
それでも頑張っていると、知り合いらしき三人組がやってきて飲みゲーを始めた。
相部屋の男たちは参加しなかったけど、俺は面白そうだから参加した。
ルールはというと、
A〜Zまでのアルファベットを縦に書いた紙を用意する。
いっせーのーでで、参加者が0〜10までの本数の指をだす。
指の合計本数分をAから数えたアルファベットから始まる、お酒のブランド名を言う。
言えなかったら飲む。
というもの。
注意点としては、言うのはブランド名であって酒の種類ではないということ。
最初はそれに気付かず、Vの時にウォッカって言ったら怒られた。
正直、お酒のブランド名なんか数えるほどしか知らない。
最初のターンはEが回ってきて、エビス!と言ったら歓声が上がった。
次のターンはHが回ってきて、Heineken!と言ったら
「You're a lucky boy!」って言われた。
それからのターンは全部飲んだ。(笑)
だって知らんもん。
いざ、カナナラへ!!
次の日は、綺麗な海を見てフィッシュ&チップスを食べて、ダーウィンを観光。
そして昼頃、カナナラ行きのバスに乗り込む。
このバスのカナナラへの到着時間は午前0時。
カナナラの宿は事前に予約しておいたんだけど、ピックアップは朝6時からしか無理だって言われた。
じゃあ6時間どうしたらいいの?待てる場所あるの?って聞くと、
知らん。って。
いきなりの苦難だよ。。
芽生えた友情
バスは予定通り深夜にカナナラのガソリンスタンドに着いた。
こっからどうしようと思っていると、もう1人うろちょろしてる人がいる。
彼は同じバスに乗ってた人だった。
声をかけてみると、彼も同じ場所に泊まるつもりで、6時まで待たなければならないと言う。
それならということで一緒に待つことにした。ガソリンスタンドで。
売店の前で、バックパックを枕がわりにして寝転びながら、6時まで徹夜で語り明かした。
彼はフランス人の23才の男で、名前はアレクシー。
おちょけな面白い男で、ニュージーランドで1年間ワーホリしていたらしく、俺を頼りな!みたいな雰囲気を出してくる。
カナナラはアボリジニが多く住んでいる町で、深夜にも関わらずアボリジニの人たちがガソリンスタンドの前に溜まっていた。
彼らは急に喧嘩し出して、目の前で何人かが警察に連行されてった。
アボリジニの子供達と警官が一緒にかくれんぼして遊んでた。
そんな様子を見ながらアレクシーと話してるといつの間にか6時に。
アレクシーとはこの後、同じ部屋で3週間過ごし、親友になった。
続く、
次回からは、カナナラでの日々を書いていくよ!
ひこ