僕の未熟なエッセイたち

僕が綴るエッセイです。

【山の頂上で寝てみたい】オーストラリアワーホリ体験談➄

こんにちは、ただ今ベトナムホーチミンにいるひこです!

プノンペンでお腹を壊し寝込んでおり、その後もホーチミンへの移動でバタバタしていたため、久しぶりの更新となってしまいました。

 

プノンペンで相部屋になった友人が実はゲイで、寝込んでいる間に股間を触られるという悲しい事件など、この数日間も色々なことが起こりました。。

また東南アジア一周編で詳しく、、

 

書きたくないなあ(^ω^)

 

今回もカナナラ編となります!

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山の頂上で寝てみたい

オーストラリアの北部、熱帯の地域に位置する自然豊かなカナナラ。

 

そこにファームジョブを求めてやってきたものの、まだ収穫のシーズンは来ておらず仕事はない。

 

 だから毎日、近くのKelly's knobという山を走り回ったり、卓球をしたり、筋トレをしている。

Kelly's Knobを走り回っていて思ったことがある。

 

「…頂上で寝てみたい。」

 

だって、絶対綺麗な星空が見れるし、何より朝日と共に目覚めるなんて最高だ。

思い立ったその日の夜、早速頂上で寝てみることにした。

 

あんまり早くに行っても仕方がないから、とりあえず夜10時くらいまではパーティに参加する。

 

酒の席で

「今日Kelly's Knob の頂上で寝ようと思うんだけど、誰か一緒に行かない?」

って誘ってみた。

でもみんな、

「なに冗談言ってんだよ」

みたいに言って全然相手にしてくれない。

それでも「really!」って言い続けてたら

「You are crazy」

と口々に言われた。

 

Kununurraとかいうど田舎に集結した世界のcrazy達に認められし、世界一のcrazyになってしまった。(笑)

 

結局誰も来てくれないから、俺1人で懐中電灯を持って行くことになった。

 

いざ実行

夜10時頃、懐中電灯を持って1人でバッパーを出発する。

山道には当然ながら街灯なんてない。

だから懐中電灯を持ってきたわけだけど、月明かりのおかげで懐中電灯は一回も使わなかった。

都会にずっと住んでると気付かないこと。

月明かりはすごいんです。

 

月明かりのみを頼りに、欧米人が流してるのを聞いてハマってしまったアメリカのロックバンドRed Hot Chili Peppersを大音量で流しながら(怖いから)、頂上を目指す。

 

登ってる途中に気づいたことがある。

月が明る過ぎて星があんまり見えない。。

 

頂上いけばもうちょっと見えるようになるんじゃないか、、

そんな希望を抱きながら、ついに頂上到着!

 

…うん、あんまり見えない!

もちろん、日本にいる時よりは格段に多いし綺麗。

でも、満点の星空を期待してただけにちょっとがっかり。

 

まあ気を取り直して今日の寝床を探す。

いい写真がなくて残念だけど、頂上はこんな感じ↓

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そこらじゅうゴツゴツしてて寝れる場所なんてない、ように思える。

でも俺には、一箇所だけ寝れるポイントが見えた。

ここしかない、ここが俺を呼んでいる!

 

そこら中ゴツゴツしてるなかで、ここだけは平らになっている。

早速寝てみた。

そりゃもちろん、岩だから硬いけど、寝心地は悪くない。

見てわかる通り、頂上には柵なんてないから、寝相が悪ければ死ぬ可能性もざらにある。

 

「明日目覚めることはないかもしれない」

そんな覚悟を決めて寝転び続ける。

でも予想外の問題が、、

 

問題1:寒い。

適当に頂上まできたから、

服装は半袖半パン。

熱帯だから寒いことないだろうと思ってこの服装で来たんだけど、実際のところ気温はちょうどいいくらいだった。

でも予想外なことに、風がすごい。ビュンビュン吹いてる。

 

問題2:蚊がすごい。

寝てたら耳元で絶えず「ぷ〜〜ん」って音が聞こえてくる。

しかも足とか手がめっちゃ痒くなってきた。

 

結果

こんな二つの苦難に絶えながら、朝日と共に起きる、ただそのために寝転び続けた。

それでも容赦無く風が吹きつけ、蚊が体を刺しまくり、全然寝付けない。

そして、ついに午前2時頃、、、

下山した( ^ω^ )

 

次の日に足見たら、悲惨なことになってましたとさ。

 

もし山の頂上で寝たい人がいたら、

長袖長ズボンで行こう!

 

正直、それだけで解決できる問題だったね!適当すぎた( ^ω^ )

 

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ここまで読んでくださり、ありがとうございました!

 

次回は、カナナラで初めての日本人に出会った話。

 

続く、

ひこ