僕の未熟なエッセイたち

僕が綴るエッセイです。

【パリピ達と暮らしてました】カナナラってどんな町??到着初日!

前回のあらすじ

オーストラリアはダーウィンで、海外の飲みゲーを体験。

その翌日、無事に目的地であるカナナラに到着。

後に親友となるフランス人のアレクシーと共に、アボリジニの人達に囲まれながら、ガソリンスタンドで夜を明かす。

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ついに、カナナラでの生活が始まる。

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 カナナラという町について

 カナナラは、見ての通りオーストラリアの北部に位置しており、熱帯だ。

蝿がブンブン飛び交ってる。

 

ファームジョブで有名な町で、かぼちゃやメロンのピッキングが主流。時給は平均A23$(1840円)と高い。

稼ぎたいワーホリメーカーがこぞってやって来るから、本当に欧米人が多い。ただ日本人には全然知られてなくて、俺が行った時は日本人は1人もいなかった。

 

本当に小さい町で、娯楽なんて何一つない。まあそれが稼げる要因の一つなんだろうなあ、お金使わないから。

バッパーに泊まってる人たちは

「酒でも飲まねえとやってらんねえよ!」

って言ってた。

だから結局金使っちゃってる。(笑)

 

また、アボリジニが多く住んでいて、彼らは昼間は木陰でだべっていて、夜になると一気に行動しだす。

いつ寝てるんだろう。(笑)

 

ここに滞在する方法としては、

①バッパーに泊まる

②シェアハウス

③キャラバンパークでテント生活

の3択になると思う。

友達をいっぱい作りたいなら①か③を選ぶべきで、俺はテント生活しようと思ってたけど、キャラバンパーク でゴタゴタがあったとかで閑散としてたからやめてバッパーに泊まってた。

 

カナナラバックパッカーズはパリピ宿だった。

4/12の朝6時、アレクシーと俺はやっとカナナラバックパッカーズに辿り着いた。

だだっ広い共有スペースには、ダーツ、卓球台、さらにはプールまで。

これだけでもパリピポイントは高いのに、極めつけとしては、毎晩パーティしてる。

 

このバッパーにはその時40人ほどのワーホリメーカーが滞在していて、4月前半にはまだピッキングのシーズンが始まっておらず、誰も仕事を持っていない状況。

じゃあずっと何してんだって言うと、昼間から酒飲んでだべってる。(笑)

そして夜はパーティしてる。

もうなんか、酒飲みに来てるやん、って感じ。

 

アレクシーは山を走る人だった。

アレクシーと俺は、4人部屋に2人だけで割り当てられた。

徹夜明けなので2人ともすぐに寝てしまい、起きたら夕方に。

カナナラには、Kelly's knobという標高100m弱の岩山がある。↓

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アレクシーに、

「今からその山の頂上まで走りに行くけど一緒に行かないか?」

と誘われた。

なんでもアレクシーは、山でのマラソンの選手らしく、将来はマラソンのコーチになって子供達に教えたいらしい。

山道でマラソンなんかやったことなかったから面白そうだなと思い一緒に行った。

頂上にて↓

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アレクシーが神様みたいに輝いている。(笑)

標高が低いから、麓から頂上まで走って約17分ほどしかかからない。でも、傾斜が急でめちゃくちゃきつい。

アレクシーはストップウォッチを持ってタイムを測りながら走るというガチっぷり。

結構本気で走ったところ、アレクシーも驚くようなタイムを出したらしい。

アレクシーが、

「ひこ!お前は才能がある!鍛えればもっと伸びるはずだ!」

などと言い出した。

そのせいで、毎日一緒にトレーニングする羽目になってしまった。(笑)

 

速すぎる英語についていけない。

到着初日の夜、バッパーでパーティがあった。

パーティって言っても、共用スペースの大きな机に、各々が酒を持ち寄って座って、好き勝手に喋るだけ。

飲みゲーもやった。(笑)

トランプを使うやつだったけど、ルールが複雑すぎて覚えてない。

このバッパーには40人程が滞在しているが、なんとアジア人は中国人の男性と俺だけ。

他はみんな欧米の人で、英語がネイティブじゃない人も多いはずなのに、みんな熟練バックパッカーだからか、ネイティブ並みの英語を話す。

一対一なら、まだなんとかなる。でも酔いが回ってさらに数人で話し出すともう手がつけられなかった。

俺は英語には自信があった。高野山では外国人相手にチェックインもしてた。

でも、まだまだだったんだ。

この日はめちゃくちゃ落ち込んだ。

結局、この速さに耳が慣れるまで1週間かかった。

1週間後からは、なんとか聞き取れるようになってきたけど、話す方はまだまだ。

英語って奥が深い。

 

カナナラ初日はこんな感じだった。

パーティでは英語が聞き取れないながらも、何人か友達を作れたし、まあまあ好調なスタート。

 

次の日からは、アレクシーと2人で、昼から飲んだくれてる人たちを尻目に、トレーニング三昧の日々!

クロコダイルだらけの川で泳いでみたり、荒野をドライブしたり、kelly’s Knobの頂上で満点の星空のもと寝てみたり、

カナナラでの無職ゆるゆるライフを書いてくよ。

 

続く、

 

 

ひこ